その車検、ホントに安全!? 車検のおはなし
日本国内で自動車を乗る際は、
どんな理由があれ定期的に車検を通す必要があります。
しかし「車検」と言っても取り扱う工場によって考え方はバラバラなのも事実。
違いが分かりづらいので
「税金みたいに強制的に支払われるから、安くおトクに済ませてしまおう!」
と考えてしまいがち。
でも、その考えは結構キケンかも?
そこで、車検って何者かご案内しますね。
車検って何をするの?
車検は簡単に言うと「安全・公害面で、その車が国の基準を達しているか?」のチェックを、定期的に行なう事です。
国による検査なので、「明らかにこのままだと事故起こしますよ!」と判断される場合は、修理してから検査しないと、車検が通りません。
でも、逆に言うと、明らかにNGな場合以外は、自動車が完璧な状態ではなくても、車検に通ってしまいます。
分かりやすい例だと、ブレーキに使っている部品は少しずつすり減っていきます。
完全にすり減ってしまうとブレーキが利かなくなるため車検には通りませんが、利かなくなるまでは基準を満たしているので通ります。
例えあと1週間でブレーキが完全に利かなくなるといった状態であっても、車検に通る可能性があるのです。
だから車検証の裏にも「次の検査までの安全性等を保証するものではありません」と断りが書いてあります。
つまり、車検が通った=安全が保証された、という訳では無いのです。
いろいろな車検
普段車を運転してるとあまり気にしない事ですが、
自動車のトラブルと生死は紙一重なところがあります。
想像してみてください、子どもを迎えに行った帰り道、
坂道でブレーキが利かなくなったら・・・
脅かす訳では無いのですが、同じ運転するなら、安心して運転したいもの。
安心して運転する為に、頼れる自動車工場に車検を相談してみましょう。
車検の費用をできるだけ抑えたいと考え、安い店を選択する人がいます。
安い店の車検は検査のみのため、検査後すぐに不具合が見つかるといったことが考えられます。
もちろん新車購入後、初めての車検であれば「検査のみ」の選択もアリなのですが、長く自動車に乗られている方や中古車の場合、車を安全に乗り続けるためには「整備」、つまり車の部品が今後も壊れないかどうかをチェックすることが大切です。この点を忘れないでください。
でも、車検って色々なところで広告入ってきますよね。
どこが良いのでしょうか?
ディーラー車検
各自動車メーカーの看板を背負っているディーラーのため、非常に整った設備が特徴です。信頼性は高いですが、価格は高めです。
カー用品店・ガソリンスタンドでの車検
気軽に受けられるので最近利用の方が多いです。
しかし、しっかりした整備までカバーできるお店はまだ少ないので、安全性に不安が残ります。
ユーザー車検
自分で書類作成から検査まで行うため、最も安く済みます。
ただし、それなりの知識が必要になり「異常か、正常か」「安全か、危険か」を自分だけで判断しないといけないので、
機械に詳しい方以外はオススメできません。
Ken's garageの車検
費用面はディーラーとガソリンスタンドの車検の中間あたり、安全性はディーラーレベルの物をご提供しております。
また「そろそろこの個所も修理した方が、完璧に故障してから直すよりおトクですよ」といった、トータルで低コストになるご提案もしております。
無理やりオススメすることはありません!
でも、整備するにしても修理するにしても、自動車を分解する場合があります。
自動車修理には、この「分解する」作業も、どうしても費用が加算されてしまいすま。
整備の際の分解で一緒に修理も行なってしまえば、この二度手間となる「分解」費用分は必要ないのです。
そんな事を考えながら、お客様の立場にたった車検・修理を行なってますので、ちょっとした事でも相談してくださいね!
